「楽屋」での企画ライヴや、『源氏物語』日経版発行の前後にも、
実にたくさんの出来事があったので、写真とコメントだけでも少しずつ載せておこう。
現実が、記憶をどんどん飛び越えて行く。
■2008.10.27
またもや、月に一度のあがた森魚さんの「月刊映画」上映会と
他のスケジュールがぶつかり、映画だけを拝見して、
すぐに御茶ノ水から電車で次の場所、沼袋の「Organ Jazz倶楽部」へ。
ファンキーチャンジーさんのご縁でマイミクになった
ジャズ・ピアニスト ulalan (西浦貢治)さんのライヴである。
この日は、やはりマイミクのジャズ・シンガー kae-neco
(根本かえ)さんが金沢から、
ジャズ・ギタリストの yuji
(鈴木祐二)さんが千葉の柏から、それぞれいらっしゃるということを伺っていたので、是非、お会いしておきたいと思ったのだった。
途中からの入場だと失礼だと思い、珍しい看板を見ながら、駅前で一服。
2 nd stageが始まる頃に、入口を入って、びっくり。
先日、新宿でお会いした、隠れプロ・ベーシスト、渚のナンシー(伊藤博巳)さんがいらっしゃる。初めての方ばかりだと思っていたので、何だかとても、ほっとした気分だった。
また、百人町で噂の「バンス」さんにもお目にかかれ、書き言葉では、ほとんど判読が困難なほどのドンバ言葉(バンドの逆さ言葉)も、実際のお話では充分に伝わることも確認させて戴いた(笑)。熱い、いい方だった。
当日のメンバーは、
西浦貢治(Piano)、高橋宏種(Bass)、岸田恵士(Drums)、山口光雄(Percussion)、
夏樹みさ(Vocal)、永野寛子(Vocal)。
西浦さんは、手練(てだれ)らしく、他のメンバーを際立たせるように、
ゆとりを持って弾いていらっしゃった。
この日の演奏の雰囲気は、静かな大人の JAZZ といった感じかな。
まだまだ、たくさんの引き出しを持っていらっしゃる方のような気がした。
Vocal も贅沢に、2名。静かに、ゆとりを持って聴かせて戴いた。
目を引いたのは、N.Y.で活躍し、
日本でも一流のプレイヤーと数々共演して来られたドラマーの岸田恵士氏。
演奏はもちろんなのだが、途中で「いいかなぁ」と断りながら、
ご自身の「詩」の朗読を始められたのだ。
「詩」の内容はともかく、
現地でアレン・ギンズバーグらの朗読を聴くという実体験がある方だった。
若い時に知り合い、亡くなられてからもずいぶん経ってしまったが、
アレン・ギンズバーグを訳した詩人・諏訪優さんのことなども思い出されて懐かしかった。
根本さんも、1st stage
に、飛び入りで歌われたようだが間に合わず、今回は聴くことが出来なかった。けれども、演奏の間にリズムに合わせて踊られている様子や、終了後のお話などを聴かせて戴き、いっぺんで気に入ってしまった。自由で、礼儀正しい人であった。若いギタリストの鈴木祐二さんとも、帰りの電車で少しお話が出来、いつか彼の演奏も聴いてみたいな、と思った。
初めての場所で、根本さんと祐二さん、バンスさんの写真が撮れなかったのが残念だった。
「音楽」が、どんどん人の「輪」を広げて行く。
石松さん、ファンキーさんに、感謝、感謝。